新型コロナウイルスの感染拡大が続き、大阪府が独自に設けた「大阪モデル」で、赤信号が点灯する中、通天閣は、医療関係者に感謝の気持ちを伝えようと１２日から青色のライトアップを始めました。
大阪府は重症患者が急増し、医療体制がひっ迫しているとして、独自に設けた「大阪モデル」で非常事態を示す赤信号を点灯させています。
これにともなって、大阪のシンボル・通天閣も赤色のライトアップを行ってきましたが、医療関係者に感謝の気持ちを伝えようと１２日から青色のライトアップを始めました。
また、画面に映し出された府の公式キャラクター「もずやん」の表情も、赤色のときは涙を流していましたが、青色に変わって勇ましい表情に変わり、「がんばろな！」というメッセージを送っています。
通天閣観光株式会社の高井隆光社長は「医療体制がひっ迫する中、最前線で働く医療従事者の方々に、感謝の気持ちを伝えたいと思い始めました。少しでも感染が拡大しないための行動変容につながればと思っています」と話していました。
通天閣では今月末まで毎日、午後４時４５分から午後９時まで、青色のライトアップを続けることにしています。
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