2021年度の文化勲章受章者が26日に決まり、千葉県佐倉市出身のプロ野球・読売巨人軍終身名誉監督の長嶋茂雄さん(85)が野球界から初めて選ばれた。13年の国民栄誉賞に続く名誉に、県民からは喜びの声が相次いだ。
長嶋さんは小学4年から野球を始め、県立佐倉一高(現佐倉高)に進学。3年時には主将で4番打者と活躍した。野球部監督だった加藤哲夫さん(90)は「野球界に尽くしてきた成果で、今でも日本だけでなく世界に影響力のある存在。とても誇りに思う」とたたえた。
佐倉高の谷口哲也校長(57)は「偉大なOBの受章はとてもうれしく、在校生の大きな励みになる」と声を弾ませた。野球部には、三塁手だった長嶋さんにあやかり、練習開始時に三塁ベースを囲んで気合を入れる伝統がある。杉林克彦主将(16)は「長嶋さんに負けないくらいの熱いプレーをしたい」と目を輝かせた。
佐倉市は13年、長嶋さんが国民栄誉賞を受賞したのを記念し、市民栄誉賞を贈った。市営岩名球場は「長嶋茂雄記念岩名球場」と改名。球場では14年から長嶋さんによる野球教室が開かれ、17年までは毎年、指導に訪れていた。
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