広島テレビ放送
「ギモンにこたえ隊」は広島テレビアプリに寄せられた皆さんからの疑問や困りごとに答える。 今回寄せられたギモンは、これからの季節、流行が懸念されるインフルエンザのワクチン接種について。 新型コロナウイルスワクチンとの関連はあるのでしょうか? 新型コロナのワクチン接種が進む一方で、インフルエンザの季節もまもなく…。 寄せられたギモンは…。 ■「新型コロナワクチンを接種したが、インフルエンザワクチンも接種が必要か」(70代男性今ちゃん) ■「それぞれの接種の間隔は、どれくらい開ければ良いのでしょうか」(60代女性ななひゃくさんばん) 新型コロナとインフルエンザのワクチンの関係性…。 気になるところ。 ■広島テレビ・金丸真帆記者「新型コロナとインフルエンザ、2つのワクチン接種を実施している医療機関でギモンの答えを見つけてきたい」 この診療所がインフルエンザのワクチン接種を始めたのは、10月15日から。 お年寄りが、さっそく訪れていた。 ■堀江内科小児科医院・堀江正憲院長「高齢者は重症化しやすい重症化の予防にもなるから」 ■接種者「はい、安心」 接種を受けているのは新型コロナのワクチンを打ち終えたお年寄り。 院長に聞いた。 ■広島テレビ・金丸真帆記者「コロナウイルスのワクチンを打っている方が多いと思うがインフルエンザのワクチンも必要?」 ■堀江内科小児科医院・堀江正憲院長「やはりインフルエンザもコロナも両方とも感染を予防しておくことが非常に大事だと思う。特にインフルエンザは潜伏期間も短い。だから短期間のうちに急速に広まる」 それが、双方のワクチン接種をお年寄りに呼び掛ける理由だった。 そして接種の時期については…。 ■堀江内科小児科医院・堀江正憲院長「新型コロナのワクチンを接種された場合、間隔を2週間あけることを忘れないでほしい」 厚生労働省は新型コロナのワクチン接種後に、他のワクチンを打つ場合、2週間後までは接種できないとしている。 この診療所ではインフルエンザのワクチン接種の問診票に、新たな項目を追加…。 2週間の間隔を確認している。 そして積極的な接種を呼びかけるのには、理由があった。 それはインフルエンザの流行。 広島県感染症疾病管理センターの桑原正雄センター長に、その訳を聞いた。 ■広島県感染症疾病管理センター・桑原正雄センター長「去年はやらなかったということになるとインフルエンザに対する抗体がみんな落ちている。より、かかりやすく、より重症化しやすくなるかもしれない」 コロナ禍の最中だった去年の冬…。 感染防止対策を講じたことでインフルエンザの感染は押さえられた。 その為、免疫を持つ人が減り、感染しやすい状況に陥っている。 そして新たな懸念も…。 インフルエンザのワクチン供給が、遅れているという。 ■広島県感染症疾病管理センター・桑原正雄センター長「厚労省からの発表では10月の末まで全体の50%、60%の供給にとどまる。遅れていると厚労省から報告されている」 海外でワクチンの製造が遅れ、12月頃にならないと十分に供給されない見通しで、医療機関も警戒する。 ■堀江内科小児科医院・堀江正憲院長「高齢者、乳幼児、妊婦さん、そういう人を優先するのか、どの様な順番で接種していくか、非常に懸念している」 さらにインフルエンザは新型コロナと症状が似ているため、医療機関の混乱や対応の遅れも危惧される。 ■堀江内科小児科医院・堀江正憲院長「インフルエンザが急速に感染が広がってコロナかインフルエンザか非常に迷うことも起きるので、そういう意味でもインフルエンザの予防接種をしておいて、ひとつでも医療機関の負担を減らしていただきたい」 流行の波を繰り返す新型コロナと、これからの感染拡大が懸念されるインフルエンザのダブル流行を避ける為にも、適切なワクチン接種への理解が欠かせない。
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