道内では5日、新たに218人が新型コロナウイルスに感染したことが確認されました。前の週の同じ曜日を12日連続下回りましたが依然として高い水準が続いています。
新たに感染が確認されたのは、▼札幌市で再陽性の1人を含む142人、▼函館市で23人、▼旭川市で7人、▼小樽市で2人、▼釧路地方で11人、▼石狩、十勝地方でそれぞれ8人、▼渡島地方で5人、▼空知地方で4人、▼胆振地方で2人、▼日高地方で再陽性の1人、
▼根室地方で1人、それに▼道が「その他」として発表した道外の3人を含む4人のあわせて218人です。
先週の日曜日と比べて141人減り12日連続で前の週の同じ曜日を下回りましたが依然として高い水準が続いています。
人口10万人あたりの直近1週間の新規感染者は▼道内全体で36.9人、▼札幌市では54.3人と、都道府県の感染状況を示す国のステージで最も深刻な「ステージ4」の目安となっている10万人あたり25人を大きく上回っています。
また道などによりますと、感染が確認された218人のうち調査中の7人を除いて中等症が2人で、そのほかはいずれも軽症か無症状だということです。
218人のうち65人は感染経路がわかっていないということです。
検査数は4189件でした。
また変異ウイルスのデルタ株について▼札幌市で106人、▼小樽市で1人のあわせて107人が感染している疑いがあることがわかりました。
旭川市では市内で感染が確認されているウイルスがおおむねデルタ株に置き換わっていると判断していることに加え検査態勢がひっ迫しているため、現在デルタ株に関する検査は行っていないということです。
これで道内の感染者は札幌市ののべ3万5924人を含むのべ5万8165人となりました。
また5日は死亡した人の発表はなくこれまでに死亡した人は1456人となっています。
治療を終えた人はのべ5万3209人となっています。
【感染状況 国の指標では】
4日時点の道内の感染状況を政府の分科会が示す国の指標をもとに見ていきます。人口10万人あたりの直近1週間の新規感染者は5日時点の数字です。
《病床使用率》
まず医療のひっ迫具合です。
病床使用率は、ステージ3が20%以上、最も深刻な状況を示すステージ4は50%以上が目安となっているのに対し、道内は39.5%となっています。
《入院率》
入院率はステージ3が40%以下、ステージ4が25%以下が目安となっているのに対し、道内は21.9%となっています。
《重症者病床使用率》
重症者の病床使用率はステージ3が20%以上、ステージ4は50%以上が目安となっているのに対し、道内は18.2%となっています。
《療養者数》
人口10万人あたりの療養者数はステージ3が20人以上、ステージ4は30人以上が目安となっているのに対し、道内は68.8人となっています。
《検査陽性率》
直近1週間のPCR検査などの陽性率はステージ3が5%以上、ステージ4は10%以上が目安となっているのに対し、道内は5.9%となっています。
《新規感染者数》
人口10万人あたりの直近1週間の新規感染者はステージ3が15人以上、ステージ4は25人以上が目安となっているのに対し、5日時点で36.9人となっています。
《感染経路不明者の割合》
感染経路が不明な人の割合はステージ3、ステージ4ともに50%が目安となっているのに対し、道内は38.3%となっています。
からの記事と詳細 ( 新型コロナ 道内で新たに218人感染確認 依然高い水準|NHK 北海道のニュース - nhk.or.jp )
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