[ドバイ 4日 ロイター] - サウジアラビア国防省は、重要な石油施設がある同国東部の上空で4日、弾道ミサイルを迎撃したと発表し、その際に子ども2人が負傷、複数の建物が損傷したと明らかにした。
国営サウジ通信(SPA)が伝えた国防省の声明によると、ミサイルはダンマーム郊外の上空で迎撃され、その破片でサウジ人の子ども2人が負傷、住宅14棟に軽い損傷が生じたという。
サウジ主導の連合軍は、イエメンの親イラン武装組織フーシ派による攻撃と主張。フーシ派が運営するメディアは今のところ犯行声明を出していない。
連合軍は、南部のジザンとナジュラーンに向かっていた弾道ミサイルも迎撃し、破壊したと明らかにした。当初は、サウジに向かう爆発物を載せたドローン(無人機)3機を迎撃したとしていた。
サウジ東部には重要な石油インフラがあり、これまでにも空からの攻撃を受けている。東部にある国営石油会社サウジアラムコの施設2カ所が2019年9月に攻撃を受けた際には、同国の石油生産の半分が停止した。
フーシ派は過去にサウジ石油施設への複数の攻撃を認めている。
事情に詳しい関係筋によると、今回の攻撃によるアラムコの施設への影響はないという。
からの記事と詳細 ( サウジ、東部でミサイル迎撃 アラムコ施設に影響なしと関係筋 - ロイター (Reuters Japan) )
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