笠松競馬(岐阜県笠松町)に所属する騎手や調教師、その知人ら約20人が名古屋国税局の税務調査を受け、2019年までに計3億円超の申告漏れを指摘されていたことが18日、関係者への取材で分かった。
うち約2億円は、騎手や調教師が他人名義で購入し、的中させた馬券の配当金から外れ馬券などの経費を差し引いた利益で、自身の所得として申告しておらず、所得隠しと認定されたもようだ。いずれも既に修正申告したとみられる。
笠松競馬を巡っては、岐阜県警が20年6月、馬券を買った疑いがあるとして、競馬法違反の疑いで騎手と調教師計4人の自宅などを家宅捜索していた。
【共同通信】
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