山口県と下関市は１６日、新たに３７人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。１日あたりの発表人数としては最多を更新。同市の製鉄会社では新たに９人の感染が確認され、県内１１例目のクラスター（感染集団）と認定された。県内の感染者は８１６人（うち再発は４人）となった。
３７人のうち、２０～５０歳代の男女９人（県外在住含む）は、下関市内の製鉄会社の社員。１４日に感染が判明した２０～５０歳代の男性社員３人の濃厚接触者としてＰＣＲ検査を受け、感染が判明した。同社のクラスターは１２人となった。市は、社員ら１０００人前後を対象にした検査を検討している。
また、周南市の２０～１００歳代の男女１３人は、市内のサービス付き高齢者向け住宅のクラスターに関連した感染で、このクラスターの累計は３８人となった。
県や山口市教委によると、山口市の１０歳代女性は市内の小学校に通う児童。１８、１９日は臨時休校にして、校内の消毒を行うという。
米軍岩国基地（岩国市）は１６日、基地関係者４人が新たに新型コロナウイルスに感染したと発表した。基地内の感染者は１６３人となった。
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