「親中派」高雄市長のリコール成立、中台関係に影響も - TBS News

　今年１月の台湾総統選に出馬し敗北した韓国瑜高雄市長のリコール＝解職請求が住民投票で成立しました。「親中派」の韓氏がリコールされることで、中台関係に影響が出る可能性があります。

　高雄市長の韓国瑜氏は「親中派」として知られ、今年１月の台湾総統選挙に最大野党・国民党の公認候補として出馬しましたが、民進党の蔡英文総統に大差で敗北しました。

　韓氏が市長職を投げ出して総統選挙に出馬したと市民団体が呼びかけ、リコールの是非を問う住民投票が６日、行われましたが、賛成が９３万票を超え、韓氏のリコールが成立しました。反対はわずか２万票余りにとどまりました。

　台湾で市長のリコールが成立するのは初めてで、「親中派」の韓氏がリコールされることで、国民党の対中融和政策は更なる見直しを迫られることになりそうです。

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June 07, 2020 at 10:34AM
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