捜索が続く中、家族が取材に応じた。
千葉県の小学1年生・小倉美咲ちゃんが、山梨県内のキャンプ場で行方がわからなくなってから、74時間あまり。
目撃情報も少ない中、まもなく、4日目の夜を迎えようとしている。
山梨県内のキャンプ場で行方不明になった、千葉・成田市の小学1年生・小倉美咲ちゃん。
24日も、警察や消防など、およそ70人が捜索にあたり、ドローンのほか、白馬に乗ったボランティアも駆けつけるなど、懸命な捜索活動が続いている。
千葉から来たボランティアは、「僕も子どもがいて、キャンプが好きなので、ちょっと人ごとじゃないなと思って、来てみました。さっきも(美咲ちゃんの)お父さんとお話させてもらいましたけど、やっぱりちょっと、僕も涙が出ましたんで。やっぱり、そういう気持ちになりますよね」と話した。
美咲ちゃんが行方不明になったのは、21日午後4時前だった。
現在わかっている美咲ちゃんの目撃情報は、おやつを食べたあと、一緒に来ていた子どもたちを追いかけようと、テントを張っていた広場を出て、最初のT字路を左に曲がった。
左に曲がったのを母親が目撃して以降、4日目となる24日も新たな目撃情報はない。
24日も有力な手がかりが全く見つからない中、家族らが取材に、今の思いを語った。
家族「キャンプにはよく行くので、キャンプ慣れはしています。わたしたちはまだ、あきらめていません。可能性があるかぎり、報道してください」
さらに、親族によると、美咲ちゃんは最近、さまざまな理由で髪の毛を失った子どもたちに髪の毛を送る「ヘアドネーション」に参加するなど、しっかりしたタイプだという。
行方不明になって、すでに74時間以上。
児童の行動心理にくわしい専門家は、同じ世代の子どもの行動について、「誰かを見つけようと前へ前へと進んでしまう。雨風をしのぐ行動はできる」などと指摘している。
24日の捜索は、いったん日没とともに打ち切られるという。
午後6時現在も捜索は続いているということだが、25日は、自衛隊150人も加わり、捜索を行う予定だという。
(フジテレビ)
2019-09-24 12:08:00Z
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