千葉県立佐倉東高校の生徒が、地元産の米粉を使った「米粉うどん」のオリジナルレシピを考案した。
佐倉市が市内の米農家を支援するため、米粉の消費量拡大を目指し、同校に協力を依頼した。同校調理国際科の1年生38人が10月から、グループごとに3回の試作を重ね、みそ煮込みやトマトを使った洋風すき焼きなど10種類の米粉うどんのレシピを完成させた。
同校の井藤煌稀さん(16)と赤沼凉乃さん(16)、市原明莉さん(16)の3人は、県の特産品の落花生を砕いて麺に練り込んだ「ピーたんの豆乳担々うどん」を考案した。試作でゆでてみたところ、最初は麺がボロボロと崩れ、落花生をより細かく砕くことで解決した。
落花生を使った肉みそもトッピングし、落花生づくしの一品に仕上げた。3人は「美容効果があるといわれる豆乳を使っていて、女性にもおすすめ」とアピールする。
今回は第1弾で、市と同校は今後も連携し、うどん以外のレシピ作りを検討する。【林帆南】
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