漫画家のサダタローさんが、思わずSNSでシェアしたくなる話題を漫画で紹介する連載「サダタローのシェアさせていただきますR」。最近、サダタローさんは引っ越しをして仕事用の椅子も新調しました。
以前、使っていたゲーミングチェアはドイツの高級メーカー製と自慢していたはず。座り心地には本人も満足していたのに、一体どんな心境の変化があったのでしょう。
サダタローさんによると、締め切り間際で必死に仕事をしている時、疲れて背もたれに身を預けると、座り心地が良すぎていつまでも仕事を再開できないとのこと。なんとも理不尽な理由でお役ご免となったゲーミングチェアですが、実はもう1つ大きな理由がありました。
漫画家のサダタローさんは、机に向かって1日中、仕事をしています(たぶん)。長時間のデスクワーク、それも手元を見続ける仕事ですから極端な前傾姿勢になっていました。腰痛持ちのサダタローさんにとっては致命的です。
前傾姿勢の人に適した椅子はないものか? 何気なくネットで検索したところ、なんと普通に売っているじゃありませんか。オフィスチェアとして。
著者紹介:サダタロー
1998年にテレビ番組「トロイの木馬」出演をきっかけに漫画家デビュー。代表作は「ハダカ侍」(講談社、全6巻)、「ルパンチック」(双葉社、1巻)、「コミックくまモン」(朝日新聞出版、2巻)など。現在、熊本日日新聞他で4コマ漫画「くまモン」を連載中。Pixivはsadataro、Twitterは@sadafrecce。
連載:サダタローのシェアさせていただきますR
漫画家のサダタロー氏が、ITmedia担当Mと思わずシェアしたくなる話題のおもしろスポットやコンテンツを体験し、その様子を漫画で紹介していく。皆さんのシェアがサダタロー氏の原動力となる。
座り心地の良すぎたゲーミングチェアの不幸
さっそく家具屋さんのショウルームへ行き、座ったサダタローさんは仰天しました。「めっちゃ座り心地いい」……それもそのはず。最初に座った椅子はハーマンミラーの高級チェア「アーロンチェア」でした。圧倒的に予算が足りません。
諦められないサダさんは同じような前傾姿勢に対応した椅子をたくさん試し、オカムラの「シルフィー」を選びました。オプション付きで約11万円のところ、ポイントを利用して約7万円で入手したそうです。
シルフィーは、座った人が前傾姿勢になるとS字カーブを描く背もたれがついてきてS字を維持させようとします。同時に座面が前方に少し傾いてふとももの圧迫感を軽減。さらにシルフィー独自の機能「バックカーブアジャスト」は、背もたれのカーブを座る人の背中に合わせて調整できます。これが決め手になりました。
前傾姿勢になっても腰への負担が少なく「ホントにラクになった」というサダタローさん。新しい相棒と共にバリバリまんがを描いてくれるはずです(たぶん)。
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