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Wednesday, December 22, 2021

2021年の日本の年平均気温 統計開始以降、2020年と並び最も高い値に(気象予報士 日直主任 2021年12月22日) - tenki.jp

気象庁は22日、「2021年の天候と台風のまとめ」を発表しました。

2021年の日本の年平均気温偏差(1991~2020年の30年平均値からの偏差)は+0.65℃(1~11月の期間から算出した速報値)で、統計を開始した1898年以降、2020年と並び、最も高い値となる見込みです。日本の年平均気温は、長期的には100年あたり1.29℃の割合で上昇しており、特に1990年代以降、高温となる年が多くなっています。

2021年の特徴として、冬の後半から春のはじめ、及び秋に寒気の南下が弱く、夏も主に6~7月は北日本を中心に高気圧に覆われたことから、2 月以降平均気温の高い月が多くなりました。また、日本近海では平年より高い海面水温が観測されることが多くなりました。

近年、高温となる年が頻出している要因としては、二酸化炭素などの温室効果ガスの増加に伴う地球温暖化の影響が考えられます。また、エルニーニョ現象やラニーニャ現象などの数年程度から数十年程度の時間規模で繰り返される自然変動の影響も受けて変動していると考えられています。

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