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タリバン統治下で表面上、安定を見せるアフガニスタン。一方、かつてタリバンと戦った元政府軍関係者は、JNNの単独取材に応じ「タリバンに見つかれば殺される」と強い危機感をあらわにしました。 イスラム主義組織タリバンがアフガニスタンの実権を掌握して3か月あまり。過激派組織「イスラム国」による地域的なテロは続いていますが、一定の治安は保たれています。ただ、こうした中でタリバンの目に怯え、潜伏生活を強いられている人たちがいます。 元空軍パイロット 「私は敵(タリバン)を空爆するための爆弾を積み込んでいました。もしそのことが知られたら、間違いなく殺されます。何をされるか分かりません」 JNNの取材に対し、強い危機感をあらわにしたのはアフガニスタン空軍の元パイロットの男性。タリバンを空爆する戦闘機に爆弾を搭載する業務も担当していたといいます。 元空軍パイロット 「奴らは私のいとこを殺害しました。彼は政府軍の兵士だったんです。突然逮捕され、5、6日後に遺体が見つかりました」 今は州をまたぎながら住むところを転々としているというこの男性。こうした元政府軍の関係者や諜報機関関係者の家宅捜索や殺害が行われているのではないか。タリバン報道官にこの疑問をぶつけると・・・ タリバン外務省 カハル・バルヒ報道官 「我々は恩赦を発表し、祖国に貢献するように、国内に残るようにお願いしましたが、多くは退避して、国外から我々を貶めるプロパガンダを広めている。家宅捜索があったとしても、それは通常の犯罪者を対象としているものだ」 報道官はさらに、“国内の支持は得ている”と強調しました。しかし、戦闘機を整備していたという別の軍関係者は・・・ 記者 「Q.知り合いのパイロットや軍の諜報機関で、行方不明になった人はいますか?」 元空軍関係者 「はい、整備関係者が、ジャララバードで拘束され、殺害されました」 元空軍関係者 「(Q.彼はあなたと同じ整備士でしたか?)そうです。整備士でした」 「(Q.2か月前に殺害されたなら、あなたが同じ目に遭う可能性がある?)その通りです」 彼らは、銀行口座もタリバンによって凍結され手元の現金は尽き、ギリギリの生活を送っているといいます。 元空軍関係者 「アメリカ軍と5年、アフガン空軍と11年働いた。私には退避する権利がある」 声を上げられない元政府軍関係者たち。彼らが国から逃れるチャンスはいつ来るのでしょうか。(26日11:32)
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