「乃木坂４６は悪名高い軍国主義者と…」中国メディアがやり玉に - 読売新聞

　【北京＝田川理恵】日本のアイドルグループ「乃木坂４６」の名称が、日露戦争を陸軍大将として戦った乃木 希典（まれすけ） と関係があるなどと、中国メディアがやり玉に挙げている。中国の若手俳優が、過去に靖国神社で記念撮影したことを非難された騒動が飛び火した格好だ。

　中国共産党機関紙傘下の環球時報は２５日、騒動に関連した記事で、「日本には戦犯をまつった靖国神社だけでなく、軍国主義者をまつった神社もある」と言及した。その一つとして乃木神社を挙げ、「乃木坂４６は新年の参拝やメンバーの成人式を乃木神社で行っている」と紹介した。乃木希典については「悪名高い軍国主義者」と表現した。

　乃木坂４６のメンバーが成人式などで乃木神社を参拝するのは事実だ。ただ、名称の由来について、公式サイトは、メンバーを決めるオーディション会場のビル名に「乃木坂」が入っていたためと説明している。

　乃木坂４６は中国でも人気があり、中国のＳＮＳ、 微博（ウェイボー） の公式アカウントには３００万人のフォロワーがいる。

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