市野塊
東京五輪・パラリンピック関連で入国した関係者のうち、新型コロナウイルスの感染を確認したのは、ウガンダの2人のほかに、フランスやエジプトなど、4人いたことがわかった。内閣官房が28日、野党合同ヒアリングで明らかにした。4人は一定期間の隔離後、活動を再開している。
内閣官房によると、4人のうちの3人は空港検疫で感染を確認した。2月12日にフランス人の大会関係者、4月28日に水泳飛び込みのテストイベントに参加予定だったエジプト人コーチ、6月2日にサッカーの国際親善試合に参加予定だったガーナ人選手の感染がわかったという。
また、空港検疫では判明しなかったが、入国後4日目となる5月5日の検査で、ボートの大会予選に参加予定だったスリランカ人スタッフ1人の感染もわかった。4人はいずれも無症状だったという。
濃厚接触者は、スリランカ人のケースで2人を確認した。エジプトとガーナは接触者なしとされ、フランスは内閣官房として確認できていないという。(市野塊)
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