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Thursday, June 25, 2020

原発と関係ないが街の象徴に…回転ずし「アトム」解体中 - 朝日新聞デジタル

 東京電力福島第一原発から南に約9キロ、福島県富岡町の中心部にある「回転寿しアトム」の解体工事が進んでいる。英語で「アトム(atom)」とは「原子」の意味。原発事故による避難指示で店は閉店したが、「原子力のまち」をイメージさせる店名が注目され、被害の大きさを伝える「震災遺構」として多くの人が訪れていた。

 国道沿いの建物を訪ねると、約30席の店内のテーブルの上には客が使った皿や湯飲みが残され、床には割れた皿が散乱していた。原発事故で避難した当時の様子がそのまま残る。店の周囲は灰色のシートに覆われていた。壁は壊され、建物の骨組みがむき出しになり、近くの電灯の柱には「解体中」ののぼりがくくりつけられていた。

 原発事故後は、その悲惨さや当時の混乱を象徴する建物として知られた。ネット上で話題にもなり、海外から見学に来る人もいたという。町の大部分の避難指示は2017年4月に解除されたが、店主の佐藤成実(なるみ)さん(56)は「戻ってきた町民が震災前の記憶、震災当時の記憶を思い起こすきっかけになれば」と店をあえて片付けず、そのままの状態で残してきた。

原発と共存してきた町のすし屋、その店名や解体のわけは--。記事の後半で店主の思いに迫ります。

 町内には福島第二原発もあり、…

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