何の気なしだと弾むが、いざやろうと思うと言葉が続かない……雑談とはそんな類のものだ。とりわけビジネスシーンにおいては、商談の導入部分やアイスブレイク時に適切かつ適量に雑談をインサートすることが求められ、これがなかなか難しかったりする。
そこで今回、新しい職場・環境での人間関係や、営業先のお客様との会話で親しみやすい雰囲気をつくるのに役立つスキル「雑談力」を高める方法について紹介していく。
今や雑談力なしでビジネスは成り立たない!?
ビジネスシーンにおいて、専門的な知識やスキルを持っていることは、大きな強みになる。ただ、コミュニケーションがうまくいかないと、折角の専門性も発揮することができなくなる可能性もある。
自分の興味・関心や、専門用語を並び立てた話では、理解できる相手が同じ専門分野の人に限られてしまい、交流範囲が狭くなりがち。今や専門分野も単体で成り立っていることは少なくなり、領域横断での新しい研究やサービスが生まれている。同じ専門の人だけで話していればよいという時代ではないだ。
そこで注目したいのが「雑談力」。新しい職場・環境での人間関係や、初めて訪問する営業先のお客様とのコミュニケーション・関係性構築に役立つことはもちろん、自分が得意領域の隣の分野に関心を持ち、のぞいてみると、イノベーションの種を発見できるかもしれない。
そんな感覚で視野を広げ、横や縦との交流を深め、もう一歩踏み込んだ会話をするといったように、日常の行動を少し意識するだけで周囲との関係も変わるはずだ。
「雑談力」を身につけるためにすべき3つのこと
では、雑談力を身につけるにはどうしたらいいのだろうか。
雑談がうまい人を観察すると、雑談のために何かをすごく調べているわけではなく、日常の中の些細なことを話しているだけであることに気づくはず。とはいえ、「具体的にどんなことを話せばいいの?」という方も多いのではないだろうか。
そんな方は、雑談のテーマ「季節」「道楽」「ニュース」「旅」「テレビ」「家庭」「健康」「仕事」「衣服」「食事」「住居」の頭文字を取った「きどにたてかけし衣食住」というワードを覚えておき、自分の興味以外の流行も拾いにいって自分の話すことのできそうなネタを準備しておくと便利だ。
他にも、相手の名刺の裏にその人の趣味をメモしておくことも有効。例えばゴルフ好きの人なら、最近話題のプロゴルファーの話をしたり、ゴルフについて知りたいことを聞いてみたりと、雑談を通じて相手との距離を縮めることができる。
また、相手が話好きなタイプの場合は、質問したり、意見を求めたりするのも良いだろう。一方で、考えてから話すタイプの人は、適度な間があった方が落ち着いて良い時もある。どちらも、無理に自分が会話の主導権をつかむよりも、相手に話をしてもらう投げかけがあると良いだろう。
自分から話すことだけでなく、聞くことも含めて、「雑談力」なのだ。そうした繰り返しから、しゃべるテンポがつかめて、言葉が出てくるようになる。
雑談で距離が縮まると、ちょっとしたことでも相談しやすくなる等、良いコミュニケーション状態・関係性を築くことができる。まずはひとつずつ、試してみてはいかがだろうか。
出典元:リクルートマネジメントソリューションズ
構成/こじへい
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March 29, 2020 at 06:13PM
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