5日のニューヨーク外国為替市場では円などの逃避先通貨がアウトパフォーム。米国株と米国債利回りが大きく下げ、金融市場のボラティリティーが高まった。カナダ・ドルは米ドルに対し小幅安。カナダ銀行(中央銀行)は新型コロナウイルスの動向にかかわらず利下げに傾いていると、ポロズ総裁が述べた。
- ニューヨーク時間午後4時38分現在、ドルは対円で1.4%安の1ドル=106円07銭
- ユーロはドルに対して0.9%高の1ユーロ=1.1238ドル
- ユーロとポンドの上昇は、キャリートレードの巻き戻しのほか、他の主要中央銀行に続いてECBおよびイングランド銀行が金融緩和を打ち出す場合の余地が限定的だとの見方が背景
- ブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.4%低下
- 米国株が大幅反落し、10年債利回りは0.9%を割り込んで過去最低を更新。シカゴ・オプション取引所のボラティリティー指数(VIX)は急上昇
- ポンドはドルに対し0.7%高。2月26日以来の高値となった
- ウイルス感染拡大が経済に及ぼす影響を乗り切る上で、英中銀にはまだ多くの手段があるとカーニー総裁が述べた後、上昇が加速
原題:Havens Win From Rising Market Volatility, CAD Falls: Inside G-10(抜粋)
(ポンド相場などの情報を追加、相場を更新します)
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March 06, 2020 at 04:37AM
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【NY外為】円など逃避先通貨が高い、市場ボラティリティー上昇 - ブルームバーグ
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