国内
日本大学前理事長の田中英寿容疑者(75)が、脱税の疑いで逮捕された事件で、東京地検特捜部は、田中容疑者の妻が、脱税を共謀した疑いがあるとみて、調べていることがわかった。
日大関係者は、FNNの取材に対し、田中理事長就任時の祝い金として、妻に現金を渡したと話している。
田中英寿容疑者は、およそ5,300万円を脱税した疑いで逮捕され、妻が経営するちゃんこ店を兼ねた自宅の捜索では、現金およそ2億円が見つかっている。
関係者によると、田中容疑者の所得の管理全般は、妻が担当していたという。
調べに対し、田中容疑者が、「税務申告は妻に任せていた」と供述していることも新たにわかり、特捜部は妻について、脱税を共謀した疑いがあるとみている。
FNNの取材に対し、日大関係者は、「田中容疑者の理事長就任時の祝い金を妻に渡した」と話した。
妻に現金を渡した日大の関係者「(田中容疑者の妻は)非常に実権を握っていた。田中容疑者が、理事長に就任した時に、お祝い金を持っておうかがいした折、『ご丁寧にありがとうね』と、お声がけをいただいた。ほかの人も当然やっている」
田中容疑者の妻は、現在入院中で、長時間の事情聴取は困難なため、特捜部は慎重に捜査している。
からの記事と詳細 ( 【独自】日大関係者「妻が実権握っていた」 日大前理事長 妻と脱税共謀か - www.fnn.jp )
https://www.fnn.jp/articles/-/280839
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