大阪府は8日、「マイドームおおさか」(大阪市中央区)で実施している新型コロナのワクチン接種について、重症化リスクの高い肥満(BMI30以上)の人を12日から優先接種の対象に加えると発表した。府内の重症患者のBMIを分析したところ、49歳以下の患者では、BMIが30以上の患者が多かったという。
感染の「第5波」における府内の10~49歳の重症患者229人のうち、BMIが30以上の患者は52人で全体の22・7%だった。2018年の厚生労働省の「国民健康・栄養調査」によると、一般的な49歳以下の男女におけるBMI30以上の割合は3・5%で、府内の重症患者の割合は大きく上回っている。50歳以上を含めた府内の重症患者全体で見ても、BMI30以上の割合は高かった。
マイドームおおさかでは、妊婦やその配偶者、パートナーに限って1日300人の枠で優先接種を受け付けていたが、予約状況が27%にとどまっていることから、BMI30以上の人と基礎疾患のある人を対象に加えた。予約は10日午後4時からインターネットの予約サイトで受け付ける。期間は11月30日まで。(浅沼愛)
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