14日の米株式市場で、新型コロナウイルスワクチンの主要メーカーの株価が軒並み下落した。米 ノババックスのワクチンが有症状のコロナ予防で90%の有効性を示したとの発表が影響した。
既に緊急使用が認められているコロナワクチンのメーカーが軒並み売られた。 モデルナは5.2%安で終了。一時は9.5%下落した。ファイザーは1.3%安、ドイツのビオンテックの米国預託証券(ADR)は7.5%安となった。ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)は切り返し、0.3%高で終了した。
ノババックスは一時9.5%高となったが、終値は約1%安。変異株の感染が広がる中で、同社ワクチンの効果はウォール街の期待を上回るものだったが、これが新たな競争につながるとの観測を招いている。ジェフリーズのアナリストは、ノババックスの製品が、 ファイザー・ビオンテック製やモデルナ製のメッセンジャーRNA(mRNA)ワクチンの有効な代替品となり得ると指摘した。
ノババックスの株価は昨年2700%余り上昇した後、年初から86%上げていたため、今回の発表は同社株をさらに押し上げるには力不足だったもようだ。
原題:
Vaccine Stocks Slide After Novavax Shot Proven Effective (1)(抜粋)
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