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Monday, June 14, 2021

【新型コロナ】ノババックス製効果高い、イングランド制限解除は延期 - ブルームバーグ

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米バイオテクノロジー会社 ノババックスのワクチン候補が大規模臨床試験で、変異株を含む新型コロナウイルスに対し高い 有効性を示した。有症状の予防では90%有効で、中度から重度の症状では100%抑える効果を発揮したと同社は発表。世界各地の規制当局に承認を申請する予定だが、当初生産する大半は低中所得国に供給すると、スタンリー・アーク最高経営責任者(CEO)が記者会見で語った。

  ジョンソン英首相は、今月21日に予定していたイングランドの制限措置の解除を7月19日に延期すると発表した。インドで最初に確認された「デルタ株」の感染が拡大しており、2回目のワクチンを接種する人々を増やす必要があると判断した。英国で最初に発見された「アルファ株」に対しては2回のワクチン接種を済ませていれば、入院に至る事態をファイザー製で96%、アストラゼネカ製で92%防ぐことができると、14日公表されたイングランド保健当局の分析が示した。

  デルタ株の感染者は、英国で最初に発見されたアルファ株に比べ入院リスクが2倍以上高いことが、医学誌ランセットに14日掲載された 研究書簡で明らかになった。

新型コロナ変異株「デルタ」、入院リスクは「アルファ」の2倍以上

  英当局は今月末までに1回目のワクチン接種を全成人に提供できるようになると見込んでいる。ハンコック保健相が掲げた目標を1カ月前倒しで達成できる可能性がある。接種計画に詳しい関係者が明らかにしたところによると、先週から25歳以上になったワクチン接種の対象は、月末までに18歳以上に拡大される見通しだ。

英国、ワクチン目標を1カ月前倒しで達成も-今月中に全成人に提供へ

  アイルランド政府は、ワクチン接種を完了した英国からの渡航者について、隔離ルールの免除を検討している。アイリッシュ・タイムズが報じた。

  ニューヨーク市は、このところ減速傾向にあるワクチン接種のペースを加速させる試みとして、未接種者 紹介キャンペーンを16日から実施する。未接種者を連れてきて接種させたコミュニティーグループには、1人当たり100ドル(最大2万ドルまで)が支払われる。同市はまた、来月7日に新型コロナとの闘いで最前線に立った人々をねぎらうパレードを実施する。

  ウォール街の銀行の間でオフィス復帰方針の違いが浮き彫りになっている。ゴールドマンは本社勤務のほぼ全ての従業員に対し、14日朝から出社を求めている。一方、シティグループが本社ビルに多くの従業員を呼び戻すのは7月になってからだ。それ以降も同行の多くの従業員は、在宅と出社を組み合わせたハイブリッド型勤務を長期的に選択可能だという。

ウォール街のオフィス復帰に温度差、大手米銀間で違い浮き彫り

  米国の累計のコロナ死者数は60万人に接近している。ただ、新規感染者と死者、入院者数の伸びは全国的に鈍化傾向が続いている。

  米ジョンズ・ホプキンズ大学とブルームバーグの 集計データによると、世界の新型コロナ感染者数は1億7600万人、死者数は380万人をそれぞれ超えた。ブルームバーグの ワクチントラッカーによれば、世界のワクチン接種は計23億5000万回を上回った。

原題: U.K. Extends Lockdown; NYC Plans ‘Heroes’ Parade: Virus Update Novavax Covid Shot Highly Effective Versus Variants in Trial (3) Pfizer, Astra Shots Keep Delta Patients Out of Hospitals (1)(抜粋)

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