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東京株式相場は続伸。米国で雇用指標が改善する中でインフレ懸念が後退したことを好感し、銀行や保険など金融、商社や非鉄金属など資源関連中心に内外需とも幅広く買われている。半面、決算が嫌気された任天堂は軟調。
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市場関係者の見方
水戸証券投資顧問部の酒井一チーフファンドマネジャー
- 米国や欧州は新型コロナワクチン接種で経済正常化がかなり進んでいる。グローバルでみると景気は良くなっている
- 日本はまだ感染収束のめどはないが、日本の景気敏感株もグローバルで稼げるところは投資家の目に良く映る
- 緊急事態宣言の延長は特に驚きがない
みずほ証券の倉持靖彦マーケットストラテジスト
- 米新規失業保険申請の減少はワクチン接種の進展や移動制限の緩和で雇用需要が増加していることを反映している
- 4-6月期の米景気は加速するだろう
- テーパリングは時期尚早と米金融当局者が繰り返し発言している効果もあって、米国の期待インフレ率はきのう低下した
- 国内の緊急事態宣言の延長は良いこと、新規感染者数が明確に低下していない中で中途半端に解除すると前回のようにその後増加しかねない
東証33業種
上昇率上位 | 保険、食品、銀行、卸売り、ガラス・土石、海運 |
下落率上位 | その他製品、証券・商品先物取引、陸運、サービス |
背景
- 米国株は 上昇、ダウ平均は連日最高値-10年債利回り1.57%
- 米新規失業保険申請、パンデミック入り後の 最少-予想以上に減少
- 緊急事態宣言 延長、菅首相が表明-都は「31日まで」要請
- 任天堂の今期営業益22%減に、半導体不足を懸念-市場予想 下回る
からの記事と詳細 ( 日本株続伸、米雇用改善やインフレ懸念後退-金融や商社など広く上げ - ブルームバーグ )
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