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Wednesday, December 16, 2020

日本株は陸運など内需安い、電機や情報・通信高い-指数方向感乏しい - ブルームバーグ

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17日の東京株式相場は株価指数が前日終値を挟んで方向感に乏しい展開。国内の新型コロナウイルス感染への警戒から陸運や空運、建設など内需関連が下落。半面、米国の追加経済対策や金融政策への期待から電機や情報・通信、海運株は高い。

  • TOPIXは前日比2.85ポイント(0.2%)安の1783.98-午前9時10分現在
  • 日経平均株価は34円93銭(0.1%)安の2万6722円47銭

〈きょうのポイント〉

  • コロナ薬候補「アビガン」有効性判断は困難、国の審査報告書- 報道
  • 米小売売上高、11月は予想以上に大きく 減少-景気回復失速の兆し
  • 米議会指導者、 経済対策の取りまとめ急ぐ-18日までの下院採決目指し
  • 米連邦公開市場委員会(FOMC)、経済が「顕著」に改善するまで債券購入を 継続

  野村証券の伊藤高志エクイティ・マーケット・ストラテジストは「米国の小売売上高のマイナスが今後も続くと心配だが、それに対応して経済対策が出てくる。議会休会前の今週末までには対策がまとまるとの安心感がある」と述べた。一方、「国内での新型コロナウイルスの感染状況は相当深刻な状況。内需は要注意」とも話していた。

  • 東証33業種では空運、電気・ガスや鉄鋼、建設、ガラス・土石、不動産、陸運が下落
  • 海運や保険、精密機器、情報・通信、電機は上昇

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