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25日の東京株式相場は主要株価指数が高安まちまちとなっている。建設や不動産など内需関連が高く、業績期待の高まった海運は上昇率が大きくなっている。半面、ソフトバンクグループの下げが響いた情報・通信、精密機器などは軟調。
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〈きょうのポイント〉
しんきんアセットマネジメント投信の藤原直樹運用部長は、手掛かりとなる好材料、悪材料が「どちらもない。外国人投資家が休みに入っている」と語る。その上で日本株は「追加の経済対策が日米とも出てくるなど長期的には下がる要素はないが、来期の業績改善は織り込んでいる。一段高となるためには、さらなる業績の改善を見込めるような話が出てこないと難しい。当面はもみ合いから若干調整ではないか」とみていた。
TOPIXはプラス圏で推移する一方、ソフトバンクグループの下げが響いて日経平均は方向感が乏しい展開。為替市場では円が対ドルで強含みとなる中、東証1部全体では値上がり、値下がり銘柄がまちまちとなっている。東証1部売買代金は午前11時時点で5837億円と、前日同時刻の25%減と様子見ムードは強い。
みずほ証券の倉持靖彦マーケットストラテジストは需給面について、「このところ買い越し基調の海外勢が不在の中、月末月初接近で株高によって時価評価が上昇した年金やバランスファンドのリバランスによる売り圧力が株価の上値を抑えている」とみていた。
- 東証33業種では海運や建設、ゴム、化学、不動産、その他金融が上昇
- 情報・通信やサービス、精密機器、電機は下落
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