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Thursday, December 24, 2020

日本株は建設や不動産高い、情報・通信や精密安い-売買代金は低調 - ブルームバーグ

Visitors stands in front of an electronic ticker at the Tokyo Stock Exchange (TSE), operated by Japan Exchange Group Inc. (JPX), in Tokyo, Japan, on Monday, Nov. 30, 2020. TSE president Koichiro Miyahara will step down to accept responsibility for the all-day outage that halted trading on the world’s third-largest equity market last month.

Photographer: Toru Hanai/Bloomberg

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25日の東京株式相場は主要株価指数が高安まちまちとなっている。建設や不動産など内需関連が高く、業績期待の高まった海運は上昇率が大きくなっている。半面、ソフトバンクグループの下げが響いた情報・通信、精密機器などは軟調。

  • TOPIXは前日比1.42ポイント(0.1%)高の1775.69-午前11時6分現在
  • 日経平均株価は7円58銭(0.03%)安の2万6660円77銭

〈きょうのポイント〉

  • 短縮取引の米国株は 上昇、情報技術など幅広い業種高い-米10年債利回りは低下
  • 米共和党、個人給付増額案を 阻止-民主党は新法案を28日採決へ
  • 24日は東京都で888人のコロナ感染、 過去最多-知事は特措法改正訴え
  • ソフトバンクG株が4日 続落ーアリババADRが上場来最大の下落

  しんきんアセットマネジメント投信の藤原直樹運用部長は、手掛かりとなる好材料、悪材料が「どちらもない。外国人投資家が休みに入っている」と語る。その上で日本株は「追加の経済対策が日米とも出てくるなど長期的には下がる要素はないが、来期の業績改善は織り込んでいる。一段高となるためには、さらなる業績の改善を見込めるような話が出てこないと難しい。当面はもみ合いから若干調整ではないか」とみていた。

  TOPIXはプラス圏で推移する一方、ソフトバンクグループの下げが響いて日経平均は方向感が乏しい展開。為替市場では円が対ドルで強含みとなる中、東証1部全体では値上がり、値下がり銘柄がまちまちとなっている。東証1部売買代金は午前11時時点で5837億円と、前日同時刻の25%減と様子見ムードは強い。

  みずほ証券の倉持靖彦マーケットストラテジストは需給面について、「このところ買い越し基調の海外勢が不在の中、月末月初接近で株高によって時価評価が上昇した年金やバランスファンドのリバランスによる売り圧力が株価の上値を抑えている」とみていた。

  • 東証33業種では海運や建設、ゴム、化学、不動産、その他金融が上昇
  • 情報・通信やサービス、精密機器、電機は下落
小高い

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