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18日の東京株式市場は小幅下落して始まったが、上昇に転じるなど前日終値を挟んだ小動き。日銀会合を控えて動きづらい展開。米国の経済対策がまとまりそうなことや、米ファイザーがきょうにも日本で新型コロナワクチンの承認申請をするとの報道を受け、経済回復への期待から電気機器や精密機器など輸出株や銀行を中心に買われている。原油市況高を受けて石油・石炭製品など原油関連も高い。
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<きょうのポイント>
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みずほ証券の倉持靖彦マーケットストラテジストは、米国の経済対策が近日中にまとまるとの期待が米株を押し上げたことや、前日の東証株価指数(TOPIX)が直近高値を超えてきたことから、「中期的な経済回復をにらんだリスクオン相場。短期的なモメンタムはあり、世界の景気敏感株としての日本株は上昇しやすい」と述べた。
為替が対ドルで円高に振れている点については、「企業業績に重しになる可能性もあるが、リスクオンの中であれば対処可能」という。
日本銀行は 金融政策決定会合を開催し、午後3時半から黒田東彦総裁が会見する。倉持氏は短観の改善から「当面は様子見で相場への大きなインパクトはなさそう」と話した。国内の新型コロナ感染者数が増加しており、「黒田総裁が会見で緩和的な発言をする可能性はある」という。
- 東証33業種では電機、情報・通信、医薬品、精密機器、非鉄金属、石油・石炭製品が上昇寄与度上位
- 機械、サービス、保険、不動産は下落
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