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21日の米株式市場でサイバーセキュリティー関連企業の株価が上昇し、相場全体をアウトパフォームした。米政府機関などを標的とした大規模な サイバー攻撃を受け、ネット上の安全性を高めるニーズが増すとの見方が背景にある。
最近発覚した攻撃はセキュリティー支出の増加につながる公算が大きく、関連セクターへの強力かつ長期的な需要喚起が示唆されるとアナリストらは指摘している。
ウィリアム・ブレアのアナリスト、ジョナサン・ホー氏は、今回のサイバー攻撃は「政府の政策やコンプライアンス、企業の対応に変化をもたらす転換点となり、サイバーセキュリティーの位置付けを社会的レベルのリスクへと高めた可能性がある」と指摘。関連支出の増加につながり得るとの見方を示した。
ファースト・トラスト・ナスダック・ サイバーセキュリティーETFは21日、前営業日比0.7%高で終了。過去1カ月では19%近く上昇し、S&P500種株価指数の情報技術指数をしのぐ伸びを見せている。
21日は、キーバンク・キャピタル・マーケッツが目標株価を引き上げたソフトウエア開発会社の オクタが1.4%高。キーバンクのマイケル・ツーリツ氏は、 パロアルト・ネットワークスの目標株価も引き上げた。
みずほ証券もオクタとパロアルトのほか、 クラウドストライク・ホールディングス、 サイバーアーク・ソフトウエア、 ゼットスケーラーなどを有望銘柄に挙げた。
原題:
Cybersecurity Stocks Extend Advance on Bets for Robust Demand(抜粋)
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