
ソフトバンクグループ会長の孫正義氏がSNSで紹介し、〈マジか?!〉と投稿した同研究は、前立腺がん治療でアンドロゲンという男性ホルモンを減らす薬(ADT薬)を使用した人、していない人の1万人あたりのコロナ感染者数を比較した。 結果、ADT薬を使用した人は1万人あたり8人だったのに対し、使用していない人は同31人と4倍近い差が生じたのだ。大阪健康安全基盤研究所理事長・奥野良信氏(ウイルス学)が解説する。 「新型コロナはウイルスが臓器の細胞表面にある『ACE2』という受容体と結合することで感染します。その際、プロテアーゼという酵素がウイルスを活性化させることで感染しやすくなります。 そしてアンドロゲンという男性ホルモンは、このプロテアーゼという酵素の量を増やすことも分かっています。アンドロゲンが多い人ほど感染する確率が高いとする結果は肯けます」
ただし、同研究で示された「アンドロゲンが多い人は感染しやすい」という結果から、ただちに「薄毛=感染しやすい」との結論が導けるかは疑問も残ると指摘するのは、関西福祉大学教授(渡航医学)で、外務省医務官としてSARS流行下の中国・北京で勤務した経験を持つ勝田吉彰氏だ。 「従来から、薄毛の人はアンドロゲンなどの男性ホルモンの量が多いことが指摘されていたため、研究結果と結びつけて『薄毛の人は感染しやすい』として情報が広まっています。ただし、男性ホルモンでなく、ストレスなどの他の要因で薄毛になっている人もいる。薄毛の人の感染リスクについては、さらなる研究の蓄積が待たれます」 ※週刊ポスト2020年9月18・25日号
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薄毛の人はコロナ感染率高い説の真偽 カギは男性ホルモン(NEWS ポストセブン) - Yahoo!ニュース
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