日本株は景気期待で通信など内需一角高い、金融安い－指数もみ合い - ブルームバーグ

18日の東京株式市場で株価指数は前日終値付近で小動き。米国株の上昇を受けて景気回復が意識される中、情報・通信や医薬品など内需関連の一角が高い。米金利低下から銀行や保険など金融株は安い。

ＴＯＰＩＸは前日比0.01ポイント安の1609.81－午前９時７分時点 日経平均は10円62銭（0.1％）高の２万3107円37銭

＜きょうのポイント＞

米Ｓ＆Ｐ500種株価指数は0.3％上昇、ナスダック総合指数は最高値 米10年債利回りは２ベーシスポイント（ｂｐ、１ｂｐ＝0.01％）低下し0.69％　　 ドル・円相場は１ドル＝106円近辺で推移、前日の日本株終値時点は106円57銭 ＮＹ連銀製造業指数、８月は予想以上に低下

　　大和証券投資情報部の石黒英之シニアストラテジストは「米国の金融緩和が続き、早ければ９月のＦＯＭＣなどでＦＲＢが金融政策の運営方針を示してくる可能性があり、緩和期待長期化が投資家のリスクテーク意欲をサポートしている」と指摘。「昨日のニューヨーク連銀製造業景況指数は悪かったが、悪ければ金融緩和が長期化すると捉えられている」と話していた。

• 東証33業種では医薬品、繊維製品、情報・通信、食料品が上昇率上位
• 鉱業、空運、銀行、保険、証券・商品先物取引、鉄鋼は下落

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August 18, 2020 at 05:51AM
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