全国一運賃が高いとされた神戸市の北神急行電鉄が、１日から運賃を大幅に値下げして神戸市営地下鉄の一部として運行を始めました。
神戸市北区の谷上駅と新神戸駅とを結ぶ北神急行電鉄は阪急電鉄などから１９８億円で神戸市に譲渡され、相互乗り入れをしていた神戸市営地下鉄の北神線として、１日から運行することになりました。
１日は谷上駅で記念の式典が行われ、北神急行の辰馬秀彦社長らから神戸市の久元市長に路線の引き継ぎ書が手渡されました。
昭和６３年に開業した北神急行は、トンネル工事などの事業費がかさんだため運賃が高く設定され、初乗り運賃は全国一高いといわれていました。
神戸市は、地域の活性化につなげようと、運賃を下げることにし、これまで３７０円だった初乗り運賃を９０円値下げして２８０円にしました。
また、市営地下鉄の路線となった結果、地下鉄の運賃と合わせて５５０円だった谷上駅と地下鉄・三宮駅との間の運賃は２８０円と、ほぼ半額になりました。
谷上駅の近くに住む７６歳の男性は、「これまで運賃が高いと感じていたので助かります。今後、乗る人が増えると思います」と話していました。
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June 01, 2020 at 12:12PM
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“全国一高い”電車市営化値下げ｜NHK 関西のニュース - nhk.or.jp
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