29日の東京株式市場で日経平均株価は反落して始まった。始値は前日比108円68銭安の2万1807円63銭。中国の全国人民代表大会(全人代)が28日、「香港国家安全法」の制定方針を採択した。米国が対中制裁に動き両国の対立が先鋭化するとの見方から、景気敏感株を中心に幅広い銘柄に売りが広がっている。日経平均は28日までの4営業日で1500円超上昇しており、利益確定売りが出やすい面もある。取引開始前に経済産業省が発表した4月の鉱工業生産指数が前月比9.1%の低下と、市場予想の中央値(5.1%低下)以上の減産を示した。景気に対する懸念も買いを手控えさせている。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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May 29, 2020 at 07:13AM
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日経平均、反落で始まる 米中関係の悪化懸念 - 日本経済新聞
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