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Friday, May 8, 2020

高橋大輔・高い技術と類い稀なる表現力で、新たな道へ〈氷上に舞う!・8〉(婦人公論.jp) - Yahoo!ニュース

フィギュアスケート男子の魅力を伝える、『婦人公論』の人気連載「氷上に舞う」。2019-20シーズン開始から、注目スケーターたちの素顔を、カメラマン・田中宣明さんの写真と文とともに紹介してきました。現在発売中の『婦人公論』5月12日号で最終回(最終回は羽生結弦選手)を迎えた本連載を、特別にウェブで公開! GWの間、毎日配信します。8日目は「高橋大輔選手(高ははしごだか)」です。(撮影・文=田中宣明)

【ほかの写真】ペアを組む村元哉中とのアイスダンスを初披露

※本記事は、『婦人公論』2020年2月25日号に掲載されたものです

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◆高い技術と類い稀なる表現力で新たな道へ

僕のカメラマンとしてのスタンスを変えてくれた人、それが高橋大輔というスケーターだ。初めて撮影したのは2001~02年シーズン。一瞬で彼の生み出す世界に引き込まれた。

彼の氷上での演技力を目の前にすると、つい夢中でシャッターを切ってしまう。いや、「撮らされてしまう」という表現が正しいかもしれない。撮影後はいつも、「次はあの瞬間を狙ってみよう」と新たな課題が浮かんでくる。そしてまた次の試合の撮影に挑む――その繰り返しだ。撮る努力をさせてくれるスケーターに出会えたことは、カメラマンとしてとても嬉しかった。

彼のプログラムは、強く記憶に残っている。「ロクサーヌのタンゴ」「白鳥の湖ヒップホップバージョン」「道」「道化師」……。数え上げたらキリがない。新シーズンを迎えるたび、「今季はどんなプログラムだろう」と胸をワクワクさせていた。今でも、彼が使用した曲を耳にすると、豊かな表情やキレのあるステップが鮮明に思い出される。

19年の全日本選手権でシングルスケーターの自分に別れを告げ、アイスダンスの道を歩み始めた大輔。今後、日本で多くの人がアイスダンスにも関心をもつだろう。高い技術と類い稀なる表現力がどのように生かされるのか、目が離せない。そして大輔の未来がスケートとともにあること、それは僕にとって何よりの朗報である。

高橋大輔 (たかはし・だいすけ)

1986年岡山県生まれ。アジア人男子初、日本人男子初の数々の成績を収めてきた、日本を代表するスケーター。2014年に現役引退を表明するも、18年に32歳で現役復帰。また20年1月からはアイスダンスに転向。高度なスケーティング技術を生かしたステップは世界中の多くの人々を魅了している

〈過去の主な戦績〉
 2010年
 バンクーバー五輪銅メダル、
 世界フィギュアスケート選手権優勝

連載「氷上に舞う」の一覧はこちら

(撮影=田中宣明)

高橋大輔

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