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Friday, February 28, 2020

【ホームズ】住宅ローン審査とクレジットカードの関係。カードを持っているだけで影響することも? | 住まいのお役立ち情報 - LIFULL HOME'S(ライフルホームズ)

住宅は金額の大きな買い物のため、多くの人が住宅ローンを利用してお金を借りる選択をするのではないでしょうか。住宅ローンを借りる際には金融機関の審査があり、審査で落ちることもあります。このとき、なぜ審査に落ちたのかの説明は、金融機関から特にありません。審査が通らない原因として、何が考えられるでしょうか?

住宅ローンの審査では、申し込み者のクレジットカードの使用状況が影響している場合があります。ここでは住宅ローンの審査にクレジットカードの利用がどの程度影響するか、また審査に落ちないためには、どのような対応をしたらよいのかを解説していきます。

クレジットカードイメージ

住宅ローンに申し込むと、金融機関はどのような審査をするのでしょうか?

住宅ローンの審査はたくさんの項目で総合的に行われますが、基本的にはローンを借りる人の属性と購入する物件を審査します。新築の物件であれば、販売会社が金融機関と提携していることもあるので、物件に対する審査は終わっていると考えてよいでしょう。その場合は、本人の属性が住宅ローン審査のメインとなります。

それでは本人の属性とは、何を指すのでしょうか? 一般的には勤めている会社や役職、勤続年数、年収などがあります。また団体信用生命保険に加入できる健康状態であるかもポイントの1つです。そのほか持っているローン(カードローンや自動車ローン)の残高や支払い状況、そしてクレジットカードの利用状況なども審査の対象になります。

なぜクレジットカードの利用状況が審査に影響するのでしょうか? 金融機関がお金を貸す際に心配することは、まずその人がきちんとお金を返済してくれるかどうかです。過去にクレジットカードの支払いが滞ったことがある人は、きちんとお金を返してくれないかもしれないと判断され、審査に影響することがあります。

またクレジットカードを持っていて、使っていなくても注意が必要な場合もあります。カードを発行するとショッピングに利用できる枠以外に、キャッシングの枠が設定されているのが一般的です。急にお金が必要になった際に、キャッシングは便利です。しかし、金融機関によっては、このキャッシング枠を借入金とみなす可能性があります。あくまで可能性の話ですが、心配な方はカードを解約するなどして不必要なキャッシング枠は減らしておくとよいでしょう。

キャッシュカードイメージ

ローンの借り入れやクレジットカードの利用などは、個人信用情報として信用情報機関に登録されます。そしてローンやクレジットカードの支払いを滞納したり、遅延したりすると、そうした情報も信用情報機関に登録されます。金融機関の審査の際には、そういった過去の情報も審査対象となります。したがって、支払いに滞納や延滞のある人は、審査上不利になるわけです。

それでは過去にクレジットカードで延滞履歴があったら、もうその記録は消せないのでしょうか? 現在、日本には信用情報機関は3つありますが、どの情報機関でも延滞の記録は5年間残ることになっています。言い換えれば、もし延滞をしたことがあっても、その後5年間、支払いの遅延や滞納をしなければ、その記録は消えてしまうということです。したがって、過去に遅延をしたことがある人は、5年間は、審査に通りにくくなると考えておきましょう。

住宅ローンを借りる際に不安のある人は、信用情報を事前に問合せておきましょう。3つの信用情報会社とは、JICC(株式会社 日本信用情報機構:消費者金融と信販会社が主な会員)、CIC(クレジットインフォーメーションセンター:クレジットカード会社と信販会社が主な会員)、一般社団法人 全国銀行協会(銀行が主な会員)です。それぞれ会員が異なるので、3社すべてに問合せが必要です。各会社とも、本人からの請求があれば、登録されている個人情報を開示する取り決めになっているので、過去の延滞履歴やキャッシング枠を含めた、借り入れ状況を確認することができます。

クレジットカードで住宅ローンが払えれば、「ポイントがたまってラッキー」と思う人もいるかもしれません。しかし、残念ながら現状クレジットカードで住宅ローンの支払いは基本的に不可能です。

クレジットカードはカード会社があなたに信用を与えて、その範囲であれば、自由に買い物ができるショッピング枠というものを設定します。

一方、住宅ローンは、金融機関があなたの信用状況をみるだけでなく、その住宅を担保としてお金を貸してくれるのです。お金が払えなくなったときには、その担保を金融機関が売ることで、ローンが回収される仕組みです。

カードでのショッピング枠が数百万円なのに対し、住宅ローンが数千万円設定できるのは、担保を設定するからなのです。またカードのリボルビング払いの金利は15%程度なのに対し、住宅ローンなら1%以下から長期でも2%台など、金利の差も比べ物になりません。したがって、住宅ローンをクレジットカードで支払うのは無理があります。

現在、住宅ローンに関係のある部分でクレジットカードを使って支払うことが可能なのは、火災保険や団体信用生命保険(団信)の保険料程度です。それぞれの金融機関で取り扱いが異なりますので、クレジットカード払いが使えるか、事前に確認するようにしてください。フラット35では、2年目以降の団信の保険料はクレジットカードで支払うことができます。

クレジットカードの延滞や不必要なキャッシング枠の設定があると、場合によっては住宅ローン審査に落ちてしまうこともあります。住宅ローンを組む前に、自分の個人信用情報を確認するとともに、不要なクレジットカードの整理をして、住宅ローン審査への不安を解消しましょう。

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