大阪ニュース
2020年2月28日
大阪府は２６日夜、１月に中国湖北省武漢市からのツアー客が乗車するバスにガイドとして乗車し、新型コロナウイルスの感染が確認された府内在住の４０代の女性が陰性になった後、検査で再び陽性になったと発表した。府によると体からウイルスがいったん消えたが、再感染したか、体にウイルスが残っていた可能性があるという。
女性は１月２９日に陽性が判明。２月１日に退院し、６日にせきの症状のため検査したが陰性だった。その後、のどの違和感と胸の痛みのため３回、医療機関を受診。２６日の検査では陽性だった。女性は退院後は自宅で静養し、濃厚接触者はいないとみられるという。
吉村洋文知事は２７日、府庁で記者団に、再び陽性となった女性の事例が、特殊なのか一般的に起きる事例なのかを調べる考えを示した。国立感染症研究所と大阪健康安全基盤研究所が合同で調査する。
吉村知事は「原因を特定はできない」と断った上で、「再感染の可能性はあるが、総合的に判断すると『再燃』の可能性が圧倒的に高い」との見方を示した。
このほか今月２３日に札幌市を訪れ、２５日に同市で陽性が判明した府内在住の４０代の男性会社員について、府は１８日以降の府内の濃厚接触者が４人いるとして、健康観察を実施している。
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February 28, 2020 at 09:00AM
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府内の女性、再び陽性 知事「再燃」の可能性高い - 大阪日日新聞 - 大阪日日新聞
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