時事通信社
国土交通省関東整備局は10月12日、利根川系や荒川系のダムでも緊急放流する可能性があると発表した。
国土交通省関東整備局によると、緊急放流する可能性があるのは、利根川水系では神流川の下久保ダム(埼玉県児玉郡神川町)、鬼怒川の川俣ダムと川治ダム(いずれも栃木県日光市)。加えて、荒川水系荒川の二瀬ダム(埼玉県秩父市)。
台風19号による記録的大雨で、計画規模を超える洪水となる可能性があるという。ダムに水を貯められなくなるため、緊急放流をする見込みだと説明している。
各ダムの実施時間や計画は以下の通り
下久保ダム:13日午前1時頃から緊急放流の可能性。実施する場合は、約3時間前に発表する。
川治ダム:13日午前0時ごろから緊急放流の可能性。実施する場合は、約3時間前に発表する。
川俣ダム:12日午後10時ごろからの緊急放流の可能性。実施する場合は、約3時間前に発表する。
二瀬ダム:午後8時からダムの貯水容量を確保するための作業を開始。それでも追いつかない場合は、緊急放流する可能性。
これに先立ち、神奈川県が相模川水系の城山ダムで午後5時から緊急放流する発表したが、延期となっていた。
2019-10-12 10:37:27Z
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