撮影:伏見早織
Image via Getty Images
食材の値段が高くなった昨今、コスパ抜群の「もやし」はぜひ活用したい野菜です。問題は、傷みやすいことと、調理法がマンネリになりがちなこと。
そこで今回は、料理研究家のきじまりゅうたさんが考案した、もやしをおいしく食べるアイデア「つくりおきおかずの素」をご紹介。もやし2袋分を一気に使って、保存性をアップ! もやしレシピの可能性がぐんと広がりますよ。
「甘酢漬け」にすれば一週間おいしく食べられる
1袋たったの数十円、おサイフにやさしい「もやし」のレシピが61品も掲載されている、きじまりゅうたさんの『ぜんぶ もやしレシピ』(世界文化社)。
もやしはおいしいけれど傷みやすいから、「今日は炒めものを作るぞ」という日にしか買えないのが残念……と思っていましたが、この本でレパートリーが一気に広がりました。
きじまさんによると、生のもやしの保存期間は2~3日ほどですが、「おかずの素」にすることで5~7日まで保存期間が延びるとのこと。酢の物やピクルスの感覚で使える「甘酢漬け」は、初夏にぴったりのさわやかな味わいです。
「おかずの素 甘酢漬けもやし」のつくり方
<材料(つくりやすい分量)>
- もやし…2袋
【A】
- 赤唐辛子(小口切り)…2本分
- 酢…1/2カップ
- 砂糖…大さじ2
- 塩…小さじ2/3
<つくり方>
1. 鍋に湯を沸かし、もやしを入れて約3分ゆでる。ざるに上げ、広げて冷ます。2. 保存用ポリ袋にAを入れて混ぜ合わせる。1のもやしを入れてしっかりもみ、空気を抜いて袋を閉じる。冷蔵庫で半日以上おく。
(『ぜんぶ もやしレシピ』105ページより引用)
ドレッシング感覚でサラダにちょい足ししたり、焼餃子の付け合せにしたり。シャキシャキ、みずみずしい食感が長く楽しめて、エスニック料理とも相性バツグンです。
「もやしのバインミー風エスニックサンド」のつくり方
ベトナム定番のサンドイッチ「バインミー」は、酸味の効いたベトナム風なますがポイント。「甘酢漬けもやし」があれば気軽につくれます。
<材料(2人分)>
- 甘酢漬けもやし…1/4量(80~90g)
- バゲット…小1本
- コンビーフ(缶詰/ほぐす)…1缶分
- パクチー…適量
<つくり方>
1. バゲットに、縦に深く切り目を入れてトーストする。2. コンビーフ、甘酢漬けもやし、パクチーをはさむ。
(『ぜんぶ もやしレシピ』106ページより引用)
バインミー好きとしては「家でもこんなに簡単に、おいしいバインミーが食べられるなんて」と感動したレシピ。
カリッと焼いたバゲットにシャキシャキのもやしとコンビーフをたっぷりはさんで、思いっきりかぶりつくのが最高でした。
次回は和風料理やチャーハンによく合う「おかずの素 しょうゆ漬けもやし」をご紹介します。
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