「なぜ結婚相談所ってあんなに高いの?」と不思議に思う人も多いのではないでしょうか。独身であることの証明書の提出が必要なため、既婚者が紛れていないという安全性があることは分かるものの、月額0~4000円ぐらいのマッチングアプリと比べたら、価格が2~3桁違います。 結婚相談所の一体どこにコスト・労力がかかっているのでしょうか。また、安い結婚相談所はサービスの質を保ちながら、なぜリーズナブルにできるのか、価格の違いはどこに現れるのかを調べました。
「結婚相談所とマッチングアプリはサポートの質が違う」とは言うけれど、その質って何?
こんにちは。恋愛婚活コンサルタントの菊乃です。 マッチングアプリと比べたら、結婚相談所はかなり高額です。各種証明書を提出しているので身元が分かる安全性があるとはいえ、会員数もアプリより少ないのになぜあんなに高いのか、どこに手間とコストがかかっているのか調査することにしました。 今回、匿名で取材に応じてくれたのは、首都圏でIBJ加盟の結婚相談所を運営するAさん。Aさんはアラフォー女性で、仲人の中では若い方です。ご自身も婚活経験があり、マッチングアプリや街コンなども利用していたことから、結婚相談所を妄信しすぎていないため、今回取材させていただくことにしました。 Aさんが運営する結婚相談所の料金は、よくある価格帯です。 入会金:10万円 月会費:1万円 お見合料:0円 成婚料:20万円
結婚相談所開業コストや原価を聞いてみた
AさんがIBJに加盟して開業したのは数年前。当時加盟金は80万円ほどだったそうです。現在は個人の新規開業加盟料は160万円、法人の場合300万円ほどに値上がりしています。 会員が1名入会して、手続きをして会員IDを発行すると、連盟に2,200円払います。加えて、会員1名につき月額550円のシステム使用料を連盟に納めるそうです。お見合料、成婚料は全額結婚相談所の売り上げになるのだそう。 お見合い申し込み人数のシステム上限は月最大200名ですが、多くの結婚相談所は20人ぐらいの設定です。上限に達してもお見合いが組めない場合、別途料金で追加申し込み枠を買えるようにしている相談所もあります。 結婚相談所のシステムでは、その会員の課題も分かるようになっています。仲人側画面では、お見合い申込お断りの理由、お見合い後のお断りの理由もグラフで確認することが可能です。誰が自社会員を「お気に入り」に登録しているかもすべてわかるのだとか。 IBJ以外にも、いろいろな結婚相談所連盟があり、加盟料やシステムは様々。最も開業時の料金が高いのがIBJで、他の連盟は100万円未満のところも多いです。 ここまでだけ読むと「なんで入会時に10万も?ぼろ儲けじゃん」と印象を持たれる読者もいるでしょう。手間・労力がどこにかかっているのか、仲人Aさんに聞いてみました。
からの記事と詳細 ( 結婚相談所が高いのはなぜ?リーズナブルな結婚相談所との違いはどこにあるのか【前編】(Suits-woman.jp) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース )
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