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Tuesday, November 30, 2021

福島県内10月の求人倍率1.29倍 比較的高い水準で推移 - 福島民友

 福島労働局が30日発表した10月の雇用失業情勢によると、県内の有効求人倍率(季節調整値)は1.29倍で前月を0.02ポイント下回った。2カ月ぶりに前月を下回ったものの、比較的高い水準で推移していることなどから、労働局は「求人が求職を上回って推移しており、一部に持ち直しの動きがみられる」との判断を維持した。

 主要業種別の新規求人動向をみると、卸売・小売業を除いて前年同月を上回り、製造業では受注の増加などから8カ月連続で前年同月を超えた。地域別の有効求人倍率(原数値)は、相双が1.73倍、県中・県南地域が1.36倍と高い水準を維持している。労働局は今後について「新規求人の動向で業種間による差があり、業種によってはなお厳しい状況にある」と分析。新型コロナウイルス感染症の影響も踏まえ「人材需要の回復が遅れることも懸念される」とした。

特定最低賃金随時引き上げ

 福島労働局は30日、5業種の特定最低賃金が随時引き上げられると発表した。福島地方最低賃金審議会が11月15日に労働局に答申した。

 自動車小売業は今月24日に26円引き上げられ894円となる。ほかの4業種は来年1月13日の引き上げで、輸送用機械器具製造業890円(引き上げ額20円)、計量器等製造業889円(同21円)、電子部品等製造業856円(同22円)、非鉄金属製造業886円(同20円)。

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