気象庁は4日(木)、向こう1か月(11/6~12/5)の天候の見通しを発表した。向こう1か月の気温は、寒気の影響を受けやすい西日本で平年並みか低く、沖縄・奄美で低くなりそうだ。特に、沖縄・奄美では11月中旬にかけて、気温が平年よりかなり低くなる見込み。
1週目(11/6~11/12) 暖かい空気が流れ込みやすい北・東日本は高温傾向が見込まれる。寒気の影響を受けやすい沖縄・奄美は低温傾向で、平年に比べて曇りや雨の日が多くなりそうだ。 2週目(11/13~11/19) 西回りの寒気の影響を受けやすい沖縄・奄美は、低温傾向が続く見通し。一方、寒気の影響を受けにくい北日本は、1週目ほどではないものの高温傾向が見込まれる。 3~4週目(11/20~12/3) 寒気の影響を受けやすい西日本、沖縄・奄美は低温傾向となりそうだ。全国的に、平年と同様の天候が見込まれる。
沖縄・奄美に「低温に関する早期天候情報」
沖縄は向こう2週間、寒気の影響を受けやすいため、気温が平年並みか低い日が多く、特に10日(水)からの5日間ほどは、平年よりかなり低くなる可能性がある。このため、気象庁は沖縄・奄美に「低温に関する早期天候情報」を発表し、農作物の管理や体調管理等に注意するよう呼びかけている。
早期天候情報とは
原則として毎週月曜日と木曜日に、情報発表日の6日後から14日後までを対象として、5日間平均気温が「かなり高い」もしくは「かなり低い」となる確率が30%以上、または5日間降雪量が「かなり多い」となる確率が30%以上と見込まれる場合に発表される。
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