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Wednesday, September 1, 2021

2回接種で高い有効率 感染研、注射後14日以上 - 日本経済新聞

新型コロナウイルスワクチンの接種を2回受けて14日以上たつと有効率95%との高い効果が認められたとの分析結果を、国立感染症研究所などのチームが1日までにまとめた。1回接種では、13日目までは効果が認められなかったという。

チームは、感染力の強いインド型(デルタ株)への置き換わり時期に当たる6~7月に東京都内の発熱外来などを受診した成人を対象にアンケートを実施。新型コロナ陽性が判明した416人、陰性だった714人の計1130人について、ワクチンの接種歴や接種後の期間などのデータを分析した。

全体の83%がワクチン未接種で、2回接種を終えていたのは3.7%だった。2回接種を終えて14日以上が経過した人では、陰性だったのは29人、陽性は1人で、有効率は95%と推定した。2回接種した人全体では91%となった。

1回のみの場合、接種から13日以内では有効性が認められず、1回接種の人全体では48%だった。

チームは、国内で承認されたワクチンについて「発症に対する有効性が認められた」と分析し、特に2回接種後に高くなったとした。一方で、2回接種を終えた人が少なく、数値は今後変わる可能性があると指摘。その上で「現在の流行状況では接種者も対策を継続することが重要だ」とした。〔共同〕

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