ウェアラブルデバイスの分野でAppleが好調です。AirPodsおよびApple Watchが高いシェアを獲得し、特にイヤホンやヘッドホンの分野では出荷数が2020年に1億個を突破しました。
1億個を突破したAppleのイヤホン/ヘッドホンの出荷数
アナリスト企業のCanalysによると、Beatsブランドを含むAppleのスマートパーソナルオーディオ機器の出荷数は、2020年に1億890万台となり、1億個を突破しました。
これは前年比で2,490万台の増加であり、29.6%の成長率に相当します。
シェアは25.2%とトップであり、2位のSamsung(8.9%)を大きく引き離しています。
2020年第4四半期(10月~12月)だけで見ても、Appleは26.5%のシェアを獲得し、首位です。
ただし、この分野は市場の参入障壁が低く、今後は差別化を図るための課題が山積みになると、Canalysのリサーチアナリストであるシンシア・チェン氏は述べています。
2020年にはApple初のオーバーイヤー型ワイヤレスヘッドホンである「AirPods Max」が発売されました。
ウェアラブルバンド分野ではApple Watchの成長率が高い
ウェアラブルバンドの分野でもAppleは好調で、Apple Watchの成長率が非常に高くなっています。
2020年第4四半期においては、Appleは前年同期比で49.2%もの成長率を記録し、シェア首位でした。
2020年の年間でも29.0%の成長率で、首位のXiaomiにあと一歩と迫っています。Appleの出荷台数は3,520万台、Xiaomiは3,770万台でした。
2020年秋にAppleは「Apple Watch Series 6」と「Apple Watch SE」を発売しています。
2021年もウェアラブル分野の高い成長率を予測
Canalysは2021年のウェアラブル分野の成長について、部品不足によるサプライチェーンの成約を考慮しているものの、高い成長率を予測しています。
スマートパーソナルオーディオは15.6%成長して5億台に、ウェアラブルバンドは10.2%成長して2億400万台に達するとのことです。
Source:Canalys via iMore
(ハウザー)
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