新型コロナウイルスの感染拡大ペースは米国で鈍化し、12日までの１週間の１日当たり新規感染者数は平均10万1980人と前週比22％減少した。米ジョンズ・ホプキンズ大学とブルームバーグの集計データで明らかになった。
ホワイトハウスのサリバン米大統領補佐官（国家安全保障担当）は13日、世界保健機関（ＷＨＯ）の新型コロナ感染症発生源に関する調査について、「専門家の見解が中国政府による介入や修正を受けず、今回の調査報告が独立したものであることが不可欠だ」と指摘し、「初期の調査結果の伝えられ方に深い懸念を抱いており、プロセスにも疑念がある」と 強く批判した。
一方、英国では感染に伴うリスクが最も高い国民へのワクチン接種が目標の約1500万人を 上回り、接種プログラムの進行が最も順調な国の一つとして実績を残した。ブルームバーグの データによれば、欧州連合（ＥＵ）加盟国のうち最も人口が多い４カ国で、フランスはワクチン接種のペースが最も速い。
オックスフォード大学は13日、英製薬会社アストラゼネカと開発したワクチンについて、６歳から17歳の子供300人を対象とする治験を今月開始すると 発表した。新型コロナのパンデミック（世界的大流行）を終息させる重要な手段になる可能性がある。
ジョンズ・ホプキンズ大のデータによると、 全世界の感染者数は１億840万人を上回り、死者数は230人を超えた。新型コロナ ワクチンは１億7200万回分の接種が行われた。
原題： U.K. Reaches Key Vaccine Goal; U.S. Cases Ease: Virus Update（抜粋）
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