折りたたみiPhoneが数年以内に登場するとの予想が複数あるなか、2022年に発売される可能性が高いとのサプライチェーン情報が伝えられています。
台湾の電子部品業界情報誌DigiTimesによると、アップルは「2022年に折りたたみ式スマートフォン分野に足を踏み入れる」可能性が高いとのこと。そのためサムスン電子にとっては、フレキシブル有機ELディスプレイの需要が高まるとの予想が述べられています。
ここ数か月にわたり、折りたたみiPhoneの噂はにわかに活発化しています。たとえば有名リーカー(注目の未発表製品にまつわる有力情報を発信する人)Jon Prosser氏は、マイクロソフトのSurface Neoのように2枚のディスプレイをヒンジで繋げた製品像を語っていました。
が、今回のDigiTimes情報は「サムスンの折りたたみ式スマートフォン」の延長上で語られており、Galaxy Foldのように1枚の折り曲げられる画面を備えたデバイスになると示唆されている模様です。アップルがサムスンから折りたたみ画面の調達を検討している可能性は、「大量の」サンプル提供が要請されたとの報道からも推測されていました。
そして「折りたたみiPhoneが2022年発売」との観測は、複数のソースが伝えているところです。まずイスラエルの情報サイトThe Verifierは、価格は16万円で2022年11月までに発売されると予想。かたや台湾の業界メディア経済日報は、アップルが主要組み立てパートナーであるFoxconnに折りたたみ画面のテストを依頼しているとの具体的な話を報じていました。
ほか、アップルは折りたたみiPhone向けと思しき特許の数々を申請しています。たとえば画面を部分的に温めて折り曲げやすくする特許出願もあれば、最近では折りたたみ画面をひび割れにくくする特許も取得しています。
折りたたみiPhoneが再来年には登場する見込みが高まった格好ですが、気になるのはお値段でしょう。上記のように16万円という(折りたたみスマートフォンとしては)破格の安さを予想する向きもありますが、iPhone 12 Pro Maxが11万7800円(税別)~という現状から考えればあり得にくいこと。とはいえM1チップ搭載Macのように「高性能を詰め込んだお手ごろ価格」の方向で期待したいところです。
Source:DigiTimes
Via:Tom’s Guide
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