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Sunday, December 20, 2020

コロナ「死亡率」5・37%、全国で最も高いのは岩手県 - 読売新聞

 岩手県と盛岡市は20日、新型コロナウイルスの感染者2人が死亡し、新たに5人の感染が確認されたと発表した。累計で県内の死者は18人、感染者は335人となった。感染者に対する死者の発生率は5・37%となり、読売新聞のまとめでは20日午後8時現在、都道府県別で最も高い。

 死者発生率が高い背景には、高齢者の利用が多い病院でクラスター(感染集団)が続出したことが挙げられる。発生率が次に高いのは富山県の5・26%(26人)。東北の2番目は青森県の1・54%(6人)。東京都は1・10%(566人)。

 20日に発表された県内の死者2人は、いずれも65歳以上の高齢者で、基礎疾患があった。県医療政策室は「高齢者や基礎疾患を持つ人が多い医療機関にウイルスが侵入すると非常に深刻な事態になる。ウイルスを持ち込まないことを、特に若い人は意識してもらいたい」と呼びかけている。

 感染者5人のうち、4人はクラスターが発生した鶯宿おうしゅく温泉病院(雫石町)に勤務する看護職などの職員で、盛岡、雫石、滝沢の3市町に在住する30代~50代の男女。残る1人は、盛岡市在住の80代女性で、これまでに感染が確認された患者の濃厚接触者。

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