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Tuesday, December 22, 2020

日本株は自動車や素材安い、医薬品や食品高い-米経済対策巡り不安定 - ブルームバーグ

23日の東京株式相場は株価指数が前日終値を挟んで不安定な展開。米国の追加経済対策が遅れることへの懸念が高まり、自動車や鉄鋼、非鉄金属、海運など景気敏感業種は安い。半面、医薬品や食料品など内需関連は高い。

  • TOPIXは前日比1.55ポイント(0.1%)高の1762.67-午前11時現在
  • 日経平均株価は58円54銭(0.2%)高の2万6494円93銭

〈きょうのポイント〉

  • トランプ大統領、議会に経済対策・歳出法案の 修正求める
    • アジア時間23日の米S&P500種Eミニ先物は0.4%安
  • 新型コロナウイルス変異種、既に米独仏に 流入
  • EU、加盟国に英国との貨物往来再開を 要請-仏は22日中に再開へ

  JPモルガン・アセット・マネジメントの前川将吾グローバル・マーケット・ストラテジストはトランプ米大統領の修正要求について、「これによって追加経済対策も含めて少し遅れが出るのかまだわからない」と前置きしながらも、「経済指標が悪かった時に経済対策があるから大丈夫だと受け止められるマーケットの状況は変わってしまう。要注意」と述べた。

  欧州株の下げ止まりで朝方の日本株は反発して始まったが、トランプ米大統領による経済対策・歳出法案の修正要求を受けてその後は上げを帳消しにするなど、不安定な値動きとなっている。

  一方、きのうの日本株は新型コロナウイルス変異種への懸念から12月で最も大きな下落となっていた。いちよしアセットマネジメントの秋野充成執行役員は「きのうの日本株は年末特有の利益確定売りも重なり、新型コロナ変異種に対して過剰反応だった」と話しており、大幅安の反動もあって指数の下値も限定されている。

  • 東証33業種では海運や非鉄金属、鉄鋼、銀行、輸送用機器、不動産が下落
  • サービスや医薬品、小売、電気・ガス、精密機器、食品、陸運は上昇
不安定な動き

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