[香港 31日 ロイター] - 中国の規制当局は、中国のアリババ・グループ傘下の金融会社アント・グループによる株式投資について調査を行っている。事情に詳しい3人の関係者がロイターに明らかにした。
関係者の1人によると、当局は、アントの投資が市場で不公平な競争環境を醸成するなど規制違反があった場合、アントに投資の一部引き揚げを指示するかどうか、検討しているという。
ロイターは規制当局による調査に関する質問をアント・グループに電子メールで送ったが、アントの広報担当者はコメントを控えた。ロイターは、調査を主導しているとされる中国証券監督管理委員会(CSRC)にコメントを求めたが、現時点で返答はない。
2人の関係者によると、規制当局は、アントが過去数年に行った投資と、その理由や相乗効果について調査を実施。ビジネスにとって必須でない限り、アントに投資の一部を処分することを望んでいるという。
リフィニティブのデータによると、アントは中国の国有銀行やインドのデジタル決済処理会社など、合計で81件・216億ドル相当の株式投資を行っている。
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