ビタミンやアミノ酸、食物繊維などを含み、生体活動に何らかの好影響を与えるとされる機能性飲料。テレビでは、オロナミンC、チョコラBB、タフマン、レッドブルなど、様々な商品のCMが流れているが、中でも“視聴質”が高いブランドは何になるのだろうか?
そこで今回、人体認識技術を用いて、テレビ視聴者の視聴態勢から「視聴質」データを取得・提供するTVISION INSIGHTSが独自に計測した視聴質データに基づいた機能性飲料カテゴリーの「ブランド別 2019年CM視聴質ランキング」を紹介していきたい。
1位は、サントリー食品インターナショナルの『グリーンダカラ』
2019年に放送された機能性飲料カテゴリーのCMで、最もよく見られていたのは、サントリー食品インターナショナルの『グリーンダカラ』だった。また、1位と18位の日本コカ・コーラの『パワーエイド』には、43%の差があることがわかった。
■視聴質コンサルタントによる考察
1位の『グリーンダカラ』は2素材のみを出稿していて、その2素材を春の終盤から初夏という季節に絞って投下していた。
スコアがトップであった要因は、タイム・スポット共に個人がテレビの前にいて、かつ、よく見られる番組や時間帯に多く出稿できていたことが挙げられる。
加えて、テレビの前に人も少なくあまり見られない番組・時間帯の出稿を避けることができていた、ということも要因の1つと考えられる。
さらにクリエイティブ面では、毎年出演しているダカラちゃんを2019年も起用し、男女問わず幅広い年齢層の高い注視を獲得することができていた。
またその中でも、「ダカラちゃんは見た」篇は麦茶の濃縮缶のCMで、お水が麦茶に変わっていくシーンの注視が高くなっている。驚きと機能性の高さによって注視を集めることができたのだと考えられる。
<視聴質について>
・VI値(滞在度=Viewability Index)
テレビが点いている際に、どれくらいTVの前に滞在しているかの度合いを示す。数値が高いほど、テレビの前の滞在人数が多く、滞在時間が長いという事を表す。
・AI値(注視度=Attention Index)
テレビの前に人が滞在している際に、どれくらいテレビ画面に人の顔が向いているかの度合いを示す。数値が高いほど、画面を注視した人数が多く、注視秒数が長いという事を表す。
・VI値×AI値(専念視聴度)→本分析対象
テレビが点いている際に、どれくらいテレビ画面に人の顔が向いているかの度合いを示している。
※VI値、AI値ともに、2016年4月から2016年9月の半年間における、放送局(NHK/ETV/NTV/TBS/EX/TX/CX)の平均値を1.0としている。
<その他の数値>
・GRP(Gross Rating Point)
TVISION推定のものを使用している。CMが放送された時点のTVオン率をベースに集計している。
・データの収集方法
一般視聴者宅に人体認識アルゴリズムを組み込んだセンサーを設置し、顔認証システムを用いてテレビの前に人がいるか、番組のどこで画面に注目したかといった視聴態勢を判断・計測している。2015年6月より計測スタートし、2020年4月現在、地上波関東6局7チャンネル、地上波関西6局7チャンネル、MXテレビ2チャンネル、BS8局9チャンネルの全番組について、毎秒レベルで視聴質の計測を行っている。
<注釈>
・集計期間は2019年1月1日~2019年12月31日。
・期間内に1,000GRP以上放送された企業の、VI値×AI値でランキング化している。
・集計対象CMは、集計期間における機能性飲料カテゴリー(TVISION独自の分類)に存在するCM(TIME+SPOT)。
・TIME/SPOTの区分は、エム・データ社のメタデータに準拠している。
・小数点3位以下は四捨五入している。
出典元:TVISION INSIGHTS株式会社
構成/こじへい
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June 14, 2020 at 07:01AM
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