建物などを青色に照らす「ブルーライトアップ」や花火の打ち上げなどの取り組みが、県内でも相次いでいる。新型コロナウイルス感染拡大の中、昼夜を問わず患者の治療に当たる医療関係者への感謝や収束への祈りが光に込められている。 (中里宏、前田朋子、出来田敬司)
川越市の最明寺は七日まで夜、本堂を青く照らしている。千田明寛・副住職は「奮闘する医療従事者を励ます意味合いとともに、新型コロナウイルス感染がいち早く終息し再び平和で明るい社会が戻ることへの願いを表している」という。
最明寺では、新型コロナウイルスの感染拡大以降、一人親家庭などのために、食糧を無料配布するフードパントリーなども行ってきた。千田さんは「現代では寺院に『死後』のイメージがありますが、本来のあり方は、生きている人々のためにさまざまな活動を行うことにあります」と話した。
さいたま市岩槻区では、岩槻人形博物館前に二十個の行灯(あんどん)を並べて半数を青くともす取り組みが始まった。
一日、近くにある「時の鐘」が午後六時を打ったのと同時に点灯。企画した岩槻商店会連合会や地元の住民団体などの人々が、感染症の早期収束を願い、一分間の黙とうをささげた。点灯は五日まで。
秩父市内では一日夜、七十五発の打ち上げ花火が夜空を彩った。全国各地で同時に決行されたコロナ拡大防止を願うイベント「チアアップ!花火」の一環。医療従事者を応援しつつ、沈んだ世情を払拭(ふっしょく)しようと、日本煙火協会青年部に所属する全国の花火業者が企画した。
秩父市では市内の「金子花火」が担当。羊山公園で打ち上げたが、事前に場所は公表せず、人が集まらないようにした。雨雲に覆われた夜空に花火の輪が広がると、鑑賞する親子らに笑みがこぼれた。
ブルーライトアップ ロンドンで始まり世界中に広がった。青になったのはイギリス国民保健サービス(NHS)のシンボルカラーだからとされる。国内でも全国的に行われ、会員制交流サイト(SNS)には「#lightitblue(ライト・イット・ブルー)」などのハッシュタグを付けた多くの写真が投稿されている。
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