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Thursday, June 18, 2020

御嶽山噴火の記録集 活用を 県が関係機関の対応を整理 - 信濃毎日新聞

 県は18日、死者・行方不明者63人を出した2014年9月の御嶽山噴火災害で、関係機関が救助や行方不明者捜索などにどう動いたかを振り返る「対応記録集」をまとめた。今後の火山防災や災害対応に生かす狙いで、二次災害の危険と隣り合わせだった救助・捜索をはじめとする活動を整理。関係首長のインタビューや現在の火山対策なども載せた。

 記録集は、七つの章で構成する。第2章「救助・救出活動と行政等の対応」には最も多いページ数を割き、県災害対策本部や国機関、木曽郡木曽町、王滝村、山小屋などの対応をまとめた。県警、消防、自衛隊が協力した例のない高所での救助活動では、組織の壁を越え、自衛隊ヘリコプターで県警や消防の隊員を山頂付近に輸送したことが「大きな転機となった」とした。

 噴火から約1年後に実施した行方不明者の再捜索は、実施に至るまでの経緯や活動の様子を記述。災害の教訓などを発信する「御嶽山火山マイスター」制度の導入、木曽町の「名古屋大御嶽山火山研究施設」の誘致など災害後に進んだ防災対策も紹介した。県の募集に応じ、犠牲者の遺族や行方不明者の家族、被災者の計3人が現在や当時の思いを寄せている。

 記録集はA4判で212ページ。県のホームページでPDFファイルの形で公開している。本は県庁の行政情報センターや各地域振興局、県立長野図書館で閲覧できる。

(6月19日)

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