2020年06月15日18時08分
【シドニー時事】中国で覚せい剤を密輸しようとしたとして、オーストラリア人の男性が死刑判決を受けたことが明らかになった。豪メディアの一部は１５日、豪州による新型コロナウイルスの調査要求を契機とした最近の両国関係の悪化が影響したと報じた。
豪メディアによると、男性は元俳優カーム・ガレスピー氏。現在５５歳とみられ、中国で２０１３年１２月に広州の空港から出国する際に覚せい剤７．５キロをかばんに入れていたとして逮捕され、１０日に死刑判決が言い渡されたという。
バーミンガム貿易相は１４日、インタビュー番組で判決を確認した上で「領事支援を引き続き提供し、（死刑を廃止している豪州として）死刑制度に反対する声も上げ続ける」と指摘。だが、判決が外交関係の緊張に対する中国側の報復との見方については「必ずしもそう見るべきではない」と否定した。 
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June 15, 2020 at 04:14PM
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中国で豪州男性に死刑判決 外交関係悪化が影響も - 時事通信ニュース
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